タンタンの近未来人生

ただただ普通とちょっと違う僕の日常を書きたいのです。

苦しい、辛い。だから何なんだ!

『だから何なんだって言うんだ!』

自分に言った魔法の言葉

 

守ってくれる家族がいない。
養護学校しか出てないし、そもそも義務教育の勉強なんてする訳なかった。

今思えばネグレクト

家庭崩壊

台所では水道管が冬の寒さで破裂。

水が吹き出している。
今、食べるお金もない。

 

家出
ようやく借りた部屋はゴミ屋敷。
人も信じられない。社会を恨んでいた。
喘息で苦しい。

このまま息が止まればいいのに。

アトピーで痒い、痛い。
でも病院に行く金もない。

ほとんど無い服も血だらけ、ゴワゴワ。

じくじくの上からさらに掻く。

痛いけど、やめられない。

毛も抜ける。

醜い。

救急で点滴、入院そして金払えなくって逃げた。

戦う力も勇気も無かった。

死のう、でも死ぬ勇気もない。
いっそ殺してくれ!

ずーっと思ってきた。

そして僕は3年弱、医療刑務所に入った。

ありがたかった。

 

出所の所持金は100円無かった。

あの時、俺どうやって生きてきたんだっけかな?

覚えてないけど何か仕事した。

そしてボロ屋だけど部屋を借りた。

後に家賃払えなくって 追い出されたけど。

 

そんな時、彼女が現れた。

人が信じられなくて、彼女すら恐かった。

でもいつも彼女はきてくれた。
恐くなってあっち行けって蹴飛ばしても、またきた。

そして、だんだんと俺も彼女と話すことで馴れていった。
恐かったけど、彼女で話す練習をしてきた。

 

守ってくれる家族がいない。
学歴もない。
社会も恨んでいる。
今、食べるお金もない。
だれも信じられない。
病気だけど病院にもいけない。
死にたい。

傷もある。

 

そんな時に発明した魔法の言葉。

『だから何なんだって言うんだ!』
『彼女の名前』

自分に対する、魔法の言葉。

 

泣きながら行動して行って、恐ければ彼女の名前を連呼、そして『だから何なんだって言うんだ』で進んできた。

バカみたいだろ。

 

でもそれで前進出来たんだよ。

 

そして、いつしか魔法言葉を『だから何なんだって言うんだ』を手当り次第、使ってたんだ。
みんなを言葉で傷付けてた。

 

今回、ハッキリとわかったよ。

こんどこそ俺は独り立ちするよ。

ずーっと助けてくれてありがとう。

 

偉大すぎる彼女に気づいた。

もう遅いかな?

君が何と言おうと一生かけて償うから。